畜舎内の環境改善、堆肥の発酵促進、分娩時の牛・豚の滑り取りなど幅広く利用されており、コストパフォーマンスに優れています。
お手頃な水分調整剤+α
多孔質(気泡とトバモライト結晶構造)、強い吸水性に加え、ガス吸着能力があります。
畜舎床面でスベリ止めになり、脱臭効果や堆肥の発酵促進効果があります。
ケイ酸カルシウムを主成分とした多元素ミネラル材でアルカリ性(pH10)を示します。カビの生育可能(pH2~8.5)より高いpHで、カビや雑菌、ウジの生育を抑制します。
いろいろな場面でご活用ください。
堆肥の発酵
好気性高温発酵の助材。殺菌・脱臭効果の高い放線菌等が効率良く増殖
敷料
乳頭や幼動物の皮膚を痛めずスベリ止め・乳房炎・悪臭対策に。
乳牛のフリーバーン床と同様養豚のオガコ豚舎、ブロイラー、採卵鶏の敷料・発酵助材
土壌改良材
水田(100kg/反・倒伏防止・食味改善)、牧草地(200kg/反)
水質浄化
池の底質改善・排水中のリンの除去
ニオイ吸着効果も活性炭と同等
ガス吸着性能表
測定は気相125mlに対して試供品各1gを使用して行った。(日本食品分析センター)
成分 | ケイ酸 SiO |
カルシウム CaO |
アルミニウム Al |
鉄 Fe |
マグネシウム MgO |
その他 |
---|---|---|---|---|---|---|
約% | 50 | 25 | 2.5 | 2 | 1.5 | 19 |
養豚場での使用
- 平床・保温箱などに
- 発酵床や堆肥の水分調整に 1m³に3~6kg
飼養中の発酵床面に光沢がでたら水分の多いサイン!
1m²200~300g(表面が白くなるくらい)追加散布
ウジの発生時期は、その部分に多めに散布してください。 - 生後すぐに
- 分娩舎 保温箱のマットに100g
- 離乳舎・肥育舎床面に150g/m²
- 発酵床に200~300g/m²
牛舎での使用
- 糞尿の悪臭を軽減する
- 床の乾燥を早める
- 牛の滑り止めになる
使い方
牛舎の床に 目安 1m²に100~200g
・酪農 1回、2つかみほど散布する
乳牛 1頭あたり(100g)1日2回(朝・夕)位
(乳房炎対策・滑り止め・消臭・堆肥の発酵促進など)
・子牛のカウハッチなど-床面が白くなる程度に散布
・その他の応用
分娩時に子牛に少量ふりかけ、ヌルヌルを取りやすくする等状況に応じて散布してください。
家畜糞尿の堆肥化(好気性高温発酵)
水分調整が重要です!
好気性・高温発酵乾燥の方法—牛糞は温度上昇が遅い傾向、戻し堆肥として牛床に利用する場合が多いので、搬出時の水分を低くすることが大切です。
※水分-堆肥の発酵時の水分%は、通常の重量%ではなく容積%で考えるとよい。
重量%の水分×ガサ比重=容積水分(容積水分を40~15%にすること)
例)重量水分60%の糞を椎積した場合
◎水分過多=昇温不調、悪臭増大、病原菌増
※水分が多いと思う時は、あまり高く積み上げない。
水分が多いとよくないのは、堆肥の隙間がなくなり、空気が入らなくなるためです。好気性高温発酵とは、空気を好む菌による高温発酵のことで、余分な水分がなくなると隙間ができやすくなり、菌群の活動が活発になります。
上記の例では、少し容積水分多めなので、初期推積高を1.5m程度に抑え、頻繁に撹拌せずにしばらく放置して温度上昇させてください。自動撹拌発酵槽では、内容物が均一になってしまうため、製品戻し等で水分調整してやり投入初期から順調に発酵するようにする。処理能力のアップ、悪臭の減少にもなります。
状況に応じて使用方法をアドバイスいたします
農場の状況に応じて、使用方法をご提案いたします。
各種資材をうまく組み合わせることで安価な最良の成果を上げることができます。
内容量 | 20kg |
---|---|
形状 | 粉末 |
梱包方法 | ポリ袋 |